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免疫沈降に利用するビーズの選び方【論文掲載数をチェック】

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磁気ビーズならバッファーの取り残しもなし

免疫沈降で利用されるビーズの種類には、アガロースビーズや磁気ビーズなどがあります。多孔質の樹脂からなるアガロースビーズは、直径が比較的大きく、大量のタンパク質を結合させることができます。そのためコストを安く上げたい場合に向いています。ただし遠心洗浄が必要になり、溶液を完全に分離させるのが困難で、バッファーの取り残しを生じる可能性があります。磁気ビーズは磁性を帯びた小さな球体を利用するもので、タンパク質の固定も分離も簡単にでき、時間を短縮できるというメリットがあります。また遠心操作が不要で、バッファーの取り残しが生じることはほとんどなく、サンプルを無駄なく処理できるため、精度の高い実験をしたい場合に向いています。

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まずはサンプルで確認してから採用しよう

いろいろなメーカーが免疫沈降用のツールを発売していますが、非特異結合が多いと実験の再現性が低くなり、信頼性の高いデータを収集することができません。ビーズを含めて使用ツールを選ぶ際には、論文掲載数の多さがひとつの目安になります。多数の研究者が使用しているツールは、それだけ信頼できると考えてよいでしょう。コストも無論大切ですが、結果に満足できなければ意味がありません。同じ磁気ビーズでも、メーカーによって特質に違いがあるので、どれを採用すべきか迷うかもしれません。無料サンプルを用意しているメーカーもあるので、取り寄せて試してみると良いでしょう。実際に自分の目で確認するのが、最も確実な選び方と言えます。